「階段を降りると痛い」
「歩き始めの一歩がつらい」
「正座やしゃがむ動作ができない」
「整形外科で“軟骨がすり減っていますね”と言われた」
「年齢だから仕方ないのかな…」
このようなお悩みはありませんか?
もちろん、レントゲンやMRIなどで膝の状態を確認することは大切です。
しかし、
「膝に変形があること」と
「なぜ膝に負担が集中しているのか」
は分けて考える必要があります。
膝は、足首と股関節の間にある関節です。
そのため膝だけでなく、
・足元の安定性
・昔のケガ
・靴やインソール
・立ち方、歩き方
・階段の上り下り
・筋力やバランス
・食事や睡眠
など、さまざまな影響を受けています。
■ 昔の「捻挫」が関係することも
何十年も前の捻挫でも、痛みがなくなった一方で、足首の安定性やバランス能力が十分に戻っていない場合があります。
歩行は「片脚で身体を支える動作」の繰り返しです。
足元が不安定だと、そのグラつきを膝や股関節が補うことがあります。
1歩では小さな負担でも、それを毎日繰り返せば、膝への負担が積み重なることがあります。
■ 膝は身体の「中間管理職」
膝の上には股関節、下には足首があります。
足元が不安定なら下から、股関節や体幹がうまく働かなければ上から影響を受けます。
いわば膝は、上下から仕事が回ってくる「中間管理職」。
だからこそ、膝だけではなく身体全体を見ることが大切です。
■ 靴と「無意識の動作」もチェック
身体と地面の間にある「靴」も重要です。
・かかと部分がつぶれていないか
・必要以上にグニャグニャねじれないか
・サイズが合っているか
を確認してみましょう。
さらに見落とされやすいのが、
「膝をピンと伸ばして立つ」
「痛い足をかばい続ける」
「必要以上に大股で歩く」
「足を遠くに置いたまま椅子から立つ」
といった無意識の習慣です。
足の位置や重心、身体の力みを少し変えるだけでも、
「あれ?こっちの方が楽だ」
と感じることがあります。
■ 「休みすぎ」「頑張りすぎ」に注意
痛いからと長期間動かなければ、筋力やバランス能力が低下することがあります。
反対に、
「筋肉をつけなきゃ!」
「たくさん歩かなきゃ!」
と頑張りすぎても負担になることがあります。
大切なのは、
①膝にかかる負担を減らす
②身体を支える能力を高める
③食事・水分・睡眠などで回復できる環境を整える
この3つのバランスです。
【今日の一言】
「膝が痛いからこそ、“膝だけ”を見ない。」
昔のケガ、足元、靴、歩き方、立ち上がり方、筋力、食事や睡眠。
膝の痛みは、これまでの身体の歴史や日常生活が積み重なった「結果」の一つかもしれません。
潤整骨院では、膝だけでなく、足元・足首・股関節・骨盤・体幹・バランス・歩行・日常動作まで確認しながら、「なぜ膝に負担が集中しているのか?」を一緒に整理していきます。
「年齢だから仕方ない」で終わらせる前に、今の身体の中に“変えられる部分”がないか、一つずつ確認してみましょう。







